2018Nesma Tokyo WS
アル・アンダルースの舞踊を継承、革新するスペインのオリエンタル・ダンサー ネスマのワークショップを2日間受講してきました。
★アル・アンダルースとは…
8世紀から14世紀までの間、スペインのアンダルシア地方を中心とするイスラーム勢力統治下のイベリア半島一帯のことを指す。
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教を信仰する人々が共存し、信仰を越えて哲学や科学、芸術が大きく花開いた時代であった。
コルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラ宮殿など、イスラム建築様式が取り入れられ、この時代に古典アラビア語詩をもとにしたムワッシャハという詩形も生まれた。
ムワッシャハはやがて音楽や舞踏をともなう表現を意味するようになる。
★オリエンタルダンスとモアシャハット(アンダルシアン)
アンダルシアンともいわれているアラブ・北アフリカの民族舞踊で、優雅でしなやかな動きが特徴的な宮廷舞踊として踊られていたそうですが、文献や資料が残っていないようです。
現代に舞踊として蘇らせたのは、エジプトのレダ国立民族舞踊団創始者のマフムード・レダ氏が創作したフォークロアスタイルがはじまりです。
と長くなってしまいましたが・・とにかくNesmaの生み出す舞台芸術には感動します。
今回のワークショップは台風の最中でしたが、無事2日間受講できてよかったです。
マフムードレダコンビネーション、ネオ・アンダルース、Siwaというフォークロアを学んできました。
レッスンでシェアできるよう、がんばって落とし込んでいきます(^▽^)/
来年夏には東京公演もあるので、今からとても楽しみです!!