ベリーダンス足元編
ベリーダンスのレッスン中の履物について、質問があったのでシェアします。
最初は足の裏でしっかり床を捉えたり、母指球を使う感覚を覚えて欲しいので、裸足も適していますが、これから寒い時期や2,3年踊り続けている人は、シューズがあった方が良いと思います。
ベリーダンスは、ステージ用シューズと練習用シューズは別のものと考えてください。
それでは、練習用シューズについてです。
【練習用】
・バレエシューズ
布〜皮のタイプがあり、布はリーズナブルで皮は耐久性があります。
ソールが1枚のもの、つま先とかかとが分かれているスプリットタイプがありますが、フルソールで良いと思います。
スプリットタイプは、バレエのポワント、足の甲のアーチをきれいに見せるために作られているので、ベリーダンスには不要です。
バレエはどんな踊りをするにも非常に役立つ事がたくさんありますが、バレエをされていた方が履くとバレエの癖が出てしまうので、おすすめできないそうです。
・ジャズシューズ
長時間ワークショップを受けたり、指導のため踊る以外のことも必要になる場合、バレエシューズでは負担になるためジャズシューズを履いた方が良いです。
足首までのハイカットタイプやスニーカーはピルエットやジャンプの際安定させるのが目的のため、ベリーダンスには必要ありません。
また、これからの季節はレッグウォーマーもあると良いですね。
【練習・本番用】
・スキンシューズ
裸足に近い状態で踊れ、指の付け根やアーチを保護してくれます。
レッスン時でも本番ステージでも着用することができます。
スキンシューズは屋内ステージでも踊ることができますが、踊る場所を選びます。
本番用はステージによっていくつか持っていた方がベターです。
【ステージ用】
・ベリーダンスステージシューズ
屋外のステージなどに向きます。
雨で床が滑りやすくなる可能性があったり、キャンプやフェスなど自然の中で踊る時、ソールに滑り止めが付いているタイプをおすすめします。
長時間履くには向かないものも多いので、練習用には不向きのものがほとんどです。
・編み上げシューズ
皮でできていて、レストラン、野外でのステージなどにも重宝します。
それなりに良い値がしますが、一番使用頻度が高いです。
本番ステージでも場所によって使い分けていて、
私の場合、初めて踊るレストランやお店には必ず編み上げタイプのシューズを持っていきます。
ホールのステージなどではほとんど、スキンシューズを着用しています。
ホールのステージでも、フラメンコ用ステージなどでは床がささくれていたりするため、編み上げを履いたりします。
足はダンサーにとってとても大切ですから、ベリーダンスは裸足でなくては!という事に捉われずに最適なものを着用してください。
もし生徒さんで、シューズの事でわからなければ、いつでもご相談ください。