一番身につく練習

基礎のない土台の上には何の建物もたたないんだよ。

かつて師に言われた言葉。
ベリーダンスは見た目も華やかで、色々な事をやりたくなるのですが、毎日どれだけ地味な作業を積んできたかで3年後、5年後、、大きく変わってくると思います。
特に最初の3年間は、しっかり基礎を作る期間だと思います。
でも実はその地味な作業が一番確実で最短ルートだったりするんじゃないかと思います。
技術を要する、特に身体全身で表現するものに関しては全て当てはまると思います。
私はレッスンの中で1ヶ月ごとにクリアしてほしいテクニックを一つフォーカスしています。
それを1日5分で良いので、お家でもやる習慣を身につけることが大事です。
色んなレッスンをたくさん受けることより、まずはその習慣を身につける事です。
こうして日ごろレッスンを受ける中で、何か一つ身につけようとテーマを決める、一週間繰り返す、できるようになったらまたテーマを探す、繰り返す。
その連続です。
私はその作業の中で自分の身体と対話する時間が一番好きです。
カラダってすごいズルいんですよ。
ズルいというか自分が考えてる以上に、できないところをカバーしようとする余計な動きが入る。
そこをしっかり自分の意志でコントロールする、自分で自分の身体を育てる。
そしてできた時の小さな達成感、そこに楽しみがあるのです。
先日受けたEVAさんからもテクニックの大切さに改めて気づかされました。
テクニックはただ覚える事ではなくて、身体との対話だと思います。
どこをどう動かすのか、なぜ自分はこれができないのだろう、あぁこの筋肉だな、じゃあこの筋肉を動かすためにどんなトレーニングをすればいいのかな、と一つのことからたくさんのことが見えてきます。
私はダンスの華やかさの裏の作業も楽しんでほしいな〜と思っています。

スペインのトライバルダンサー、Eva Sampedroのワークショップにて。
とても良いワークでした。
EVAさん、Studio maruさん、一緒に学んだ皆さんありがとうございました。

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