イベントやショーを開催するということ
今まで出会ってきた生徒さん、ほとんど皆さん良識ある方達ばかりなのですが、
正直ありえんだろ・・と思う人も中にはいまして、ここに書き留めておくことにしました。
他の先生たちも同じ思いですから、どうか先生たちの精神的な負担が増えないよう、これだけは絶対やめてほしいことの一つとして書いておきます。
他のお仕事勤めの方と話していても、最近1から10まで説明されないとわからない人たちが増え、想像力も乏しく相手の立場が理解できない、だが自分の主張ばかりはすると、特に管理職などの方は嘆いていましたので、どの現場もそういう風潮なんだなと思います。
これはやめてほしいと思うこと
’’直前での出演辞退’’
もちろん出たかったけれども、家族や体調不良、どうしてもと致し方ないことは全く別の話ですよ。
私が言いたいのは自分勝手な理由のことです。
誰かに話した時、え、そんなことで?と思う理由であることが多く、
勝手な思い込みでこちらの説明も聞く耳持たず。
そもそも、相談さえしないのは、悪意を感じますし
周りの人への迷惑行為にもなるような場合、そのような生徒は辞めさせます。
ショーやイベントは例えソロで踊るにしても、絶対に一人では立てません。
一緒に踊るメンバーや、場を作るために何ヶ月も準備してきたスタッフの方、フライヤーや告知集客、
膨大なエネルギーを費やしています。
皆下積みをしてからプロダンサーになるので、プロダンサーはこのことをよくわかっています。
プロは単純に踊りが踊れる人のことだけではありません。
ほんとにごく一部の方ですが、ハフラで踊った程で調子に乗りだす人たち・・
参加費を支払って踊りますけど、お客さんではないのですよ・・
お客さんだってお客としてのマナーってありますよ。
ダンサーとしてこれはプロアマ関係なく、ステージに立つのですから皆同じです。
イベントやステージはあなたの参加費だけで作られるものではないですよね。。
ステージやイベントに立たせてもらえる感謝の気持ちがない人は、人前で踊る資格はないです。
そしてこういう人たちに共通することは、自分の踊りを過信しています。
あなたが思うようなポジションで踊れないことには、先生から見てまだその程度だからです。
生徒として何かを習うということは、自分の好きに何でもしていいことではないのです。
技術だけではない指導も皆さんのお月謝には含まれています。
指導者から見てやってはいけないことをしたり、指摘を受けることはダンサーとして恥ずかしいことなのです。
それを逆キレしたり、人に責任転嫁するようなことは、ダンサー以前に人間性の問題かもしれませんが・・
ベリーダンスを愛するコミュニティを守り広める、草の根活動をしている先生たちの思いも、どうか理解した上でステージに立ってください。
ちなみに発表会を作るために半年かかりでやっているリストです。
このほかに、日頃のレッスンの振り付けを作り指導があります。
この規模の発表会でなくても、だいたい3ヶ月前から準備をし、色んな方達と逐一相談しながら進めています。
締め切りがあったり、期限があるのもスムーズに運営して行くためです。
主婦業と似ていますが、目に見えて給料が発生するものではなく、どうやって回していくかそして毎日何かしらの作業があるのです。
お金が欲しくてやっている活動ではないので、周りの心無い行動によるダメージは精神的にかなり負担になります。
ステージやイベントは色んな人のたくさんの思いで作られているものですから、そういうことを大切にできる方達と踊っていきたいと切に願います。