犬の耳
小学校2,3年生の頃に、初めて仔犬を飼った(家に居着いてしまって)ときのこと。
仔犬だから、耳がぺたんとしていたのを、早く耳がピンと立ってほしいと、毎日耳を立たせてた記憶があって、、
何日かやってみて、立たなかったんですよね。(何て迷惑な子どもでしょうね。。)
そしたら忘れ去った頃に、ある日突然ピンと耳が立ったのです。
そう、時期が来ると耳は自然に立つのだと、学んだのでした。
何が言いたいかというとですね。
今日、生徒さんが今までできなかったシミーのレイヤリングが自然にできていたのです。
以前初めてやったときは、もちろん最初からできるものではないですが、その時は力が入りすぎてうまくできていなかったのです。
それから時間が過ぎ、ふとできている事に、あまりに自然で本人も気づいていませんでした。
ダンスの技術は何もしないで身につくものではないですが、できないと思ってそればかりに囚われ過ぎず、他の動きを練習していると、できなかった事ができるようになる事が、多々あるのです。
自分自身も生徒さんでも、そういう事を目の当たりにするたびに、犬の耳の事を思い出してしまうのです笑
なのでやってみてできない、自分には向いていないと思わずに、こんな動きもあるんだと、できるようになったらもっと素敵に踊れるかなと、いう気持ちを持ちつつ、継続してほしいなぁと思います。
それと、ベリーダンスは中東のさまざまな民族舞踊がベースになっているので、この曲や踊りは自分は好きじゃないからと好きな踊りだけやるのではなく、とにかくやってみるという事が大事ですね。
好き嫌いせず何でも良く食べると、自然に体が作られていくのと一緒だなぁと思います。
日々の練習一つ一つを、大切に丁寧に積み重ねていきたいですね。