BASIピラティスインストラクターに合格しました
4月からBASIピラティス養成コースを受講し、8月末Evalusion試験(Teaching)に合格し、
BASI Mat Certifiedピラティスインストラクターを取得しました。
自己実践100時間、ティーチング指導30時間、オブザベーション見学20時間の課題を終え受験資格を得た上で、
筆記、実技、指導試験は同日にクリアすることができました。
ピラティスにはいくつか団体があるのですが、BASIピラティス(BodyArtsSienceInternational/BASI)は、世界水準のクオリティをもつPMA加盟団体、30年以上の実績があるメソッドは国際的にも信頼を得ています。
以前少しピラティスをやっていたので、資格取得もその延長に考えていましたが、全くできない動きがあって何度も挫折しかけたのですが、
やっていくうちにエクササイズをできるようになることがゴールではなく、
自分の体を知り、より良くするために意識して動くこと、
一つ一つの動きの理解を深め、丁寧に体と向き合うことだと気付かされました。
私はダンサー姿勢に多いフラットバック(平背)に加えて、腰椎過前弯という姿勢で、
しなやかな背骨に蘇るまでに時間はかかるのですが、この数ヶ月でファカルティの先生も驚くほどの変化がありました。
ピラティスはエクササイズや運動することが目的ではなく、体の使い方を学び直すことなのです。
また体幹への意識を強化することで、自分自身とても踊りやすくなりましたし、ベリーダンスを指導する上でも分析する力が身につきました。
人生100年時代に、ピラティスは健康と美容をサポートする素晴らしいギフトだと、感じています。
ピラティスについてまとめてみましたので、よかったらご覧ください。
ピラティスとは
ピラティスとは、ドイツ人看護師ジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズ。
体の深層部にあるインナーマッスルを強化し、体全体のバランスを整えることで、背筋が伸びた美しい姿勢、しなやかで自由自在に動く肉体など、理想的な体と健康に導いてくれます。
1926年に入ってから単身アメリカ合衆国へ移住し、翌年にはニューヨークで自分のスタジオをオープン。
近隣にあったダンススタジオに通うダンサーたちが、体のメンテナンス目的などで訪れるようになり、ニューヨークのダンサーの間で評判を得て広まり、徐々にスタイルを確立しながら世界中に浸透していきました。
ピラティスの効果
リハビリから生まれたピラティスは、無理をせずに効率よくインナーマッスルを鍛えることが大きな特徴です。
身体の中心部にあるインナーマッスルが鍛えられることで、身体の歪みが改善し美しい姿勢が維持できるようになり、
代謝の向上によるダイエット効果も得られます。
姿勢や骨盤の歪みを改善
ピラティスは、日常生活で歪みが生じやすい骨盤や背骨など骨格の正しい位置を意識しながらエクササイズを行います。
エクササイズによって体幹が鍛えられると、姿勢や骨盤の歪みの改善が期待できます。
骨盤が正常な位置に戻ると骨盤の上にある内臓の位置も改善され、血流の促進や内臓機能の向上が期待できます。
そのため、冷え性、生理痛、便秘などの体調不良や、むくみなどの改善に役立ちます。
ストレスの軽減
ピラティスは動作を正確に行うために、使う筋肉や骨格に集中してエクササイズに取り組みます。
一つひとつの動作に脳を集中させることで、ストレスを軽減することにつながります。
またピラティスはラテラル呼吸という胸式呼吸をすることで、心身をリフレッシュすることができ、体に酸素を十分に取り込むことで頭をすっきりさせ、エクササイズの効果も高めてくれます。
新陳代謝の向上によるダイエット効果
お腹周りの体幹を鍛えると、内臓を支える力がついて本来の正しい位置に戻ると言われています。
体幹の筋肉量の増加によりお腹周りは引き締まり、代謝の向上が期待できます。
継続することで脂肪燃焼しやすく、太りにくい体へと変化していきます。
柔軟性が向上
ピラティスは一般的なトレーニングでは鍛えにくい、インナーマッスルを使うトレーニングです。
つまり、インナーマッスルの筋肉は硬くなりやすく、ストレッチをしなければならない状態にあるのですが、
ピラティスのエクササイズは、全身のあらゆるインナーマッスルを伸縮することで、ストレッチ効果も得られます。
ピラティスは、運動効果・筋トレ効果・ストレッチ効果の全てを同時に得ることができ、
ハードなトレーニングなどで体に負荷をかけないため、どのような方でも始めやすいのが特徴です。