ショーの曲

先日のソレアドショーでは、スペインとアラブをテーマに選曲してみました。

8世紀から15世紀にかけて、アル・アンダルースと呼ばれる、イベリア半島は南部を中心に、アラブ系の幾つかのイスラム王朝の支配下にありました。

支配下と言っても、この時代はイスラム、キリスト、ユダヤが共に認め合い仲良く暮らしていたそうです。

そしてこの時代にムワッシャハという詩が盛んになり、ムワシャハットという音曲に発展し、宮廷を中心に優雅な踊りも盛んに踊られました。(バレエの原型とも言われています)

ベリーダンスでも知られているLamma Bada Yatathanaはこの頃作られた楽曲で、今回選曲したAman Amanの原曲、こちらはシンプルにウードとフレームドラムで演奏されているものを選びました。

アルアンダルース舞踊の継承者であるNesmaのWSで以前モアシャハットを学びましたが、少し要素を作品に取り入れてみました。

photo by まりお

続いてYa msafer wahedakというムハメド アブドゥル ワッハーブの名曲。

一人きりで旅する人よ、なぜ私を置いて一人で行ってしまうの…という切ない曲。

踊っていても切なさが込み上げてきます。

情熱的でスパニッシュの要素とオリエンタルの表現が魅力的な曲です。

ベリーダンスを始めたばかりの頃に出会い、1年間かけてプライベートレッスンで学び続けた、あの頃の記憶が蘇ってきます。

その頃は思った表現にはならなくて、その後も色々な方のこの曲のWSを受けて学んできました。

なので、人前でお披露目しても良いかなぁと思えるようになったのも、実はつい最近なのです。

photo byまりお

2部で踊ったAhlam hayatiは、コロナ禍でオンライン受講していたMercedes Nietoのコレオです。

時差があるということを考えず申し込み、明け方3時頃からレッスンを受けていました😅

この曲も素敵な構成になっていて、ドラマチックな表現がとても気に入っています。

photo byまりお

後ろの置物とシンクロしています😁

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