ベリーダンスに惹かれたこと
ベリーダンスを踊ることで、素敵な衣装を着たり非日常の世界で踊ることということや、ステージの目標があって自分の成果を出すということに、達成感を感じたり、、それが生活の彩りやハリとなっていました。
それはダンスの醍醐味だし、生きていく中でハリをもたらしてくれる素敵なこと。
それ以外にベリーダンスに惹かれた様々なことをシェアできたらと思い、綴ってみたいと思います。
とある日のレッスンで当時の先生が、人って大事なことは全部お腹にあるんだよとお話されていました。
慣用句にも、腹で決めるとか、肚が座るとか、お腹を使った慣用句が多いでしょう?と。
人の心や感情はすぐに移ろうから、肝心なことは腹で決めるというのはアラブの言い習わしにもあるそうで、お腹を使ったダンスという奥深さに気がつかされたきっかけでした。
その後自分が教えるようになったのも、現代を生きる女性たちに、ベリーダンスを踊ることで本来の自分を取り戻すきっかけになればいいなという思いがあったから。
社会や生活の中で役割を果たすことだけが人生ではなくて、踊ることは生きることの本質に触れることではないかと。
私たち現代人は、逆立ちしているようなものなんだそうです。
頭でっかちで物事を考え、思考が全てであるかのように。
このOSHOのインナー・ジャーニーの言葉とも深くリンクしました。
人間の身体でいちばん重要な箇所は臍だ。
ハートはそのあとで発達し、マインドはそのあとで発達する。
人間の身体の根、そして生エネルギーは臍にある。
ここ五千年来の人間生活に起こった退化は、私たちがマインドかハートばかりを重視してきたせいだ。
重点はマインドに移っていた。
瞑想者の旅は、下の方へ、根の方へと向かう。
頭からハートへ、ハートから臍へ降りていく。
魂へは臍からしか入っていけない。
人間の魂はマインドともハートともつながっている。
人間の魂は臍とつながっている。
人体のなかでもっとも重要な場所は臍だ。
それは中心だ。
臍は人体の中心であるだけでなく、生命の中心でもある。
真実を見出す人びとにとって、扉となるのは臍だ。